Co-labイベント vol.10を開催しました
こんばんは。Co-labの温子です。
いつも第3土曜日に東伏見のNishitokyo CRAFT BASEで開催しているCo-labイベント。記念すべき10回目は、いつもと日にちも場所もガラリと変えて開催しました。
vol.10のテーマは、「北欧のリアルな暮らし方・働き方」。先日国連が発表した世界幸福度ランキングで1位になったフィンランドから、かもめ食堂で働いているRieさんをお呼びしてのトークイベントです。
このイベントを開催することになったきっかけは、遡ること2年前。ちょうど働き始めて1年が経ち、がむしゃらに働くのにもちょっと疲れたな、どこかゆるい雰囲気の国に行きたいな、と思ってたまたま訪れたのが、フィンランドでした。
現地のお宅にお邪魔して、一週間ほどホームステイをしていた時に、知り合いの紹介を通じて仲良くなったのが、かもめ食堂で働く日本人のみどりさん。その場で意気投合して、「いつか一緒に何かしたいね」と盛り上がったものの、私の滞在期間も終わり、その時はそのまま日本に帰国。それからも連絡を取り続けていたところ、みどりさんが日本に帰国されるタイミングとCo-labイベント vol.8の開催時期が重なり、かもめ食堂の店員さんと一緒に参加してくれることに。
その帰り際に、「実はかもめ食堂でもこういうイベントをやりたいんだ」と声をかけてくださり、その場で現地での開催が決定。その前にせっかくだから一度日本でプレイベントをやりましょう、という流れで、今回のイベントがうまれました。
イベントでは、フィンランド在住、フィンレイソンで勤務後、現地のツアーガイドやかもめ食堂のマーケティングに従事しているRieさんから、現地の暮らしについてレポートしていただきました。男女平等といわれているけど、その裏では実は離婚率が高かったり、失業保険がある分、働きにでない人が増えて財政を圧迫していたり、冬が厳しくて長い分、暗い気持ちになって本当に鬱になる人もいる…などなど、普段メディアでは取り上げられないような、フィンランドのぶっちゃけ話を聞くことができました。
参加者の方の中には、フィンランド語を10年以上学んでいる方や、年3回も訪れている方などもいらっしゃり、かなりの北欧好きが集まりましたが、それでも新しい発見があったようで、「ぜひまた新たな一面を見にフィンランドに行きたいな~」と、想いが募る場になったようです。
・・・ということで!そんな声にお応えして、5月2日は実際にフィンランドのかもめ食堂でイベントを開催します。概要はこちら。
”出張Co-lab”と題して、毎月やっているCo-labイベントをそのままフィンランドに輸出します。現地には、デザインを学んでいる学生が多数いますが、よい作品を作っても、なかなかうまく周りに発信できなかったり、広めることができないケースがあるようです。そんな人たちにとって、このCo-labイベントが自分の好きや得意を表現する場となるように、精一杯現地で場づくりをしてきたいと思います。
今年のGW、まだ予定が決まっていないな、という方は、ぜひこれを機にフィンランドにいらしてください!みなさまのご参加をお待ちしております。